HexaWall【DESIGNART TOKYO 2020】
HexaWall【DESIGNART TOKYO 2020】
DESIGNART TOKYO 2020で展示されたインスタレーションです。
約70箇所ある展示の中でコロナ禍におけるNEW HOME OFFICEをテーマにインテリア小物などデザイン性の高い製品を集結したエキシビジョン。
インテリア空間を構成するHexaWallの頂部に金属筋交い(ミクロワイヤー)をバランスよく配置とするとともに、壁の重心を下げる壁脚部の錘が傾斜復元力を生じさせ転倒を防止しています。
日本古来の伝統木造建築の耐震性能を評価する際にこの傾斜復元力を考慮することがあります。
古くから伝わる方法を、目立たない構造体として内蔵することで意匠計画と調和する構造計画としています。
意匠設計:KAMIYA ARCHITECTS /  Youtube
構造設計:楠本玄英構造設計事務所
展示期間:約2か月
構造:木造/鉄骨造/傾斜復元力を考慮した構造
構造計画上の特徴
壁内の見えない錘による傾斜復元力/視線を通すテンションワイヤー/期限付き建築物の条件設定/任意形状立体解析