Structural Design for a steel pillar with time limit【期限付き照明工作物】
Structural Design for a steel pillar with time limit【期限付き照明工作物】
20mを超える照明用鉄塔の計画です。
イベント用の工作物であるため運搬効率を考え、軽量な部材としています。
風荷重によって転倒してしまうことを防止するために、鉄骨基礎とカウンターウェイトの重量を風荷重の抵抗要素として配置しています。
接合部にハイテンションボルトを多くすることで20mを超える長さの鉄柱の鉄骨建て方精度を確保しやすくするとともに工期短縮を実現し、解体工事をスムーズに行えるように構造計画しました。
構造協力:楠本玄英構造設計事務所
設置期間:約2か月
構造:S造/片持ち柱形式
高さ:約21m
構造計画上の特徴
20m鉄柱建て方精度を考慮した接合部/施工性と解体作業を考慮した構造計画/リユースを前提とした基礎計画/カウンターウェイト/任意形状立体解析
※仮設材の利用、安全管理等については設計パートナーの提案であり、それらを使用した構造計画と構造検討を弊社で検討しました。